食べ物が膣力を上げる!

肉や香辛料をたくさん食べると、体臭が強くなると聞いたことがあるだろう。食べ物が変わると体臭が変わるように、実は膣のにおいにも変化がある。
食生活を整えると膣のにおいが緩和するだけではない、女性のセックスの悩みも和らげてくれる。これは、食べ物によって膣周りの血行が促進されることで、濡れにくい、締まりがよくない、イキにくいといったセックスの悩みが改善されるからだ。
膣力を上げる食べ物
1. 未精製食品
おりもののにおいがキツかったり、粘土が高いと感じるときは、精製食品を食べすぎていないだろうか?
食品を精製する際に、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの大切な栄養素はほとんど失われてしまう。また、精製された食べ物はGI値が高く、血糖値を急激に上昇させる。脂肪を蓄積させる働きを促すため、ダイエット中は避けた方がいいだろう。
精製された小麦粉よりも全粒粉、大麦粉、ライ麦粉、そば粉などを、白砂糖よりも三温糖やココナッツシュガーなどを選んでみよう。
2.発酵食品
発酵食品は腸内環境を整え、善玉菌を増やしてくれる。体内環境が整うと、膣の環境も健やかに保たれ、おりものの中の善玉菌が増えるそう。
和食は発酵食品の宝庫、具だくさんの味噌汁、納豆、漬物や、甘いものが欲しいときは甘酒をプラスしてみてはどうだろう。

3.白米
炭水化物(糖質)は太るからと、極端に白米のごはんを避けていないだろうか。
炭水化物は、たんぱく質・脂質と並ぶ3大栄養素のひとつ。 体内に入り消化されると、ブドウ糖(血糖)に変わり、このブドウ糖が脳の唯一のエネルギー源になる。ブドウ糖が不足すると脳の働きが低下したり、体が疲れやすくなる。
体温を上げて代謝を高めるためには、最低限の炭水化物は必要。一食にお茶碗に軽く一杯(約80~100g)の白米を食べるようにしよう。白米に雑穀やもち米などをプラスするのもいいだろう。
4.鶏肉や魚
牛や豚などの4本足の動物の肉は、消化に時間がかかり内臓を疲れさせ、体の酸化も促してしまう。
体が重い、だるいと感じるときは、代わりに鶏肉や魚料理を食べるようにしよう。
5.良質な油
良質な油は、アンチエイジング効果、肝機能改善、コレステロール減少、脂質代謝を促進するなどの効果が期待できる。
過度なダイエットは体重は落ちても、肌や髪に艶がなくなり、爪、ひじ、ひざはカサカサ、やつれた感じになってしまう。良質な油を適度に取り入れることは、身体の潤いを保ち、膣を健やかに保ってくれる。