パンデミックでゲイのセックスはどう変化した?
ロンドンで行われた『ゲイの男性』を対象にしたオンライン調査によると、このコロナウイルス渦の状況下においても、約28%が『セックスしたい』と回答、また約16%が『出会い系アプリでセックスの相手を探している』と回答した。
もちろんゲイに限った話ではないのだが、ゲイの男性は異性愛者よりも多くの性的パートナーを持つ傾向があるといわれている。
18~39歳までの成人を対象とした2012年の調査によると、異性愛者が生涯にセックスする人数の平均が10人に対し、男性とセックスをする男性は67人だった。
同居しているパートナーとのセックスは問題ないとされているが、多くの性的パートナーをもつゲイの男性の場合、どのように変化したのだろうか?
4月中旬、『男性とセックスした1,000人以上の男性』を対象とした調査では、『パンデミック以前よりも性的パートナーが少ない』と答えた人が約半分にものぼり、それ以上と答えた人は約1%、残りの約48%は特に変化がなかったと報告した。
新しいゲイカルチャー始動!
海外では、ロックダウン中にゲイコミュニティに様々な動きが出はじめた。これらは新しいゲイカルチャーとなるかもしれない。
カリフォルニア州では、『Producer Entertainment Group』が、オンラインのパフォーマンススペース『StageIt』と提携し、有名なドラァグクイーンたちとデジタル・ドラァグ・フェスを開催。

ロンドンで全裸のクラブパーティを開催するなど、ゲイのイベントを手掛ける『JAMIE HP』は、オンラインのセックスパーティーを開催。

まだ終息のきざしが見えないパンデミックの期間中をいかに楽しむか、そしてこの事態を切り抜くことができれば、今までのようにセックスできるようになるはずだ。そのためにはステイホームしながら、新しい楽しみを開拓するのがよさそうだ。