ジャンクフードはEDになるリスクが高い!?

おなか周りの脂肪が気になりだしても、血液検査の数値が悪くても、少しぐらい大丈夫と乱れた食生活を続けていませんか?
手軽に食べることができるファストフード、コンビニ弁当、インスタント食品、スナック菓子、炭酸飲料などのジャンクフードには、脂肪・糖分・添加物がたっぷりと含まれています。高カロリーの割に栄養価は低く、肥満になるだけでなく、身体が疲れやすい、生活が怠惰になるといった悪影響があることも明らかになっています。
ジャンクフードばかりの食生活は、肥満、糖尿病、高血圧といった生活習慣病になる確率がアップしますが、実はED(勃起不全)になるリスクも高まります。
EDには心因性(精神的ストレス)、薬剤性(服用している薬の影響)、そして器質性(血管や神経系障害)があります。生活習慣病の人がなりやすいのが、この器質性EDです。血管や神経系障害から血流が悪くなり、勃起不全が起こります。
食生活を見直してEDを予防・改善しよう

高カロリーの食事
高カロリーの食事は、肥満、高血圧、糖尿病、動脈硬化などを引き起こします。
成人男性の1日あたりに必要な摂取エネルギー量は下記のとおりです。食事内容を工夫して摂取カロリーを減らすことも大切ですが、ウォーキングや筋トレなどの運動を取り入れて、消費カロリーを増やすようにしましょう。
18~29歳:2250~3000Kcal
30~49歳:2300~3050Kcal
50~69歳:2100~2800Kcal
70歳以上:1850~2500Kcal
高脂肪の食事
高脂肪の食事は、前立腺がんになるリスクを高めます。
揚げ物やマヨネーズたっぷりのおかず、バターやチーズ、生クリームを使ったこってりとした食事は脂肪分が多くなります。高脂肪な食べ物をまったく食べないのではなく、こってりとした食事の次の日はあっさりとした食事にするなど、バランスをとるようにしましょう。
高塩分の食事
塩分の多い食事は、高血圧、心疾患、腎機能障害などを引き起こします。
汁物を飲み干してしまったり、濃い味つけが好きな方は、塩分を摂りすぎているので注意しましょう。できれば自炊をし、味付けに生姜、ニンニク、ごま油などを加えて、薄味でも満足できるように工夫しましょう。