睡眠で変わる幸せ実感度

投稿者: | 2020年8月25日
新たな研究によると、朝の目覚めの良し悪しが、あなたの精神的・身体的健康に影響を与えることがわかった。あとちょっとだけ・・・と、スヌーズを選択する習慣は見直した方がいいかもしれない。

早起きがうつ病発症リスクを下げる!?

マサチューセッツ総合病院の指導医である、Jacqueline Lane氏の睡眠に関する研究が、『Nature Communications』に掲載された。

Lane氏は、朝型の人は夜型の人に比べ、本質的に健康かつ幸福であることを、アメリカのTV番組のインタビューで明らかにした。早起きの人は、うつ病や慢性疾患を発症するリスクを下げる特定の遺伝要素を持っているというのだ。

『幸福を感じやすい人は、朝型で早起きの傾向がある』とLane氏は述べた。

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朝型はメンタルヘルスを改善する

研究対象となったサンプルは、2つのグループから採取された。

バイオテクノロジー企業『23andMe』のDNA検査サービスを利用したアメリカ人25万人と、バイオレポジトリー『Biobank』に登録した45万人のイギリス人だ。Lane氏の研究チームは、彼らの遺伝子に見られる概日リズムと就寝時間のタイミングを調査した。

研究チームは、彼らを朝型と夜型に分類し、そこからゲノムを解析、遺伝子と好む起床時間における関連性と、それがどのように健康に関係するのか究明した。

Lane氏によると、メンタルヘルスの改善と朝型であることは関連しているが、BMIやⅡ型糖尿病のリスクに影響を及ぼすことはないと結論付けた。

あなたの体内時計を観察してみよう

『TODAY』のインタビューでは、夜型であることと、総合失調症やうつ病の発症リスクが高いことは関連しているという。

しかし、夜更かしをしたからといって、精神疾患障害の発症するリスクが上がるとは考えるべきではない。

Lane氏は、『これは信じられないほど複雑です』と付け加えている。夜型であることについての遺伝学はその一部にすぎず、体内時計とかみ合わない生活送っている環境下にいることの方が大きく関連している。

夜更かしから早起きにシフトしようとすれば、それもまた健康に影響がでるだろう。自分が朝型か夜型かを理解した上で、運動や食事のタイミングなどのスケジュール選びをしよう。

Lane氏、遺伝子が私たちの睡眠サイクルにどのように影響を与えるのかについて、さらに研究を重ねる必要があるとは述べている。

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