シミができる原因

そもそも『シミ』はどのようにしてできるのでしょうか?
人間の肌には、肌細胞が何層にも重なった『表皮』と、表皮の最下層の『真皮』があります。肌から毎日新しい細胞が作られ、やがて古い細胞は剥がれ落ちていきますが、この剥がれ落ちる古い細胞が『角質』です。肌細胞は約6週間の周期で生まれ変わり、この周期をターンオーバーと言います。
シミの原因は遺伝的なものから、ニキビ痕や火傷といった外的要因がありますが、一番の原因は紫外線です。紫外線を浴びると、表皮の『メラノサイト』という細胞が活性化し、『メラニン』という物質を生成します。通常であれば、メラニンはそのまま体外へ排出されます。
このメラニンは肌を黒く作用がありますが、これは紫外線から肌を守るためであり、決して悪い物質ではありません。ですが何らかの原因でターンオーバーが乱れると、メラニンをうまく排出できず、肌にシミとなって残ってしまいます。
プラセンタがシミに効果的な理由

紫外線によって生成されたメラニンをうまく排出できないことがシミの原因なので、ターンオーバーを正常に保つことができれば、シミを改善することができます。
ここで効果的を発揮するのが『プラセンタ』です。プラセンタとは胎児を育てる胎盤のことで、細胞の増殖や再生をする働きがあります。年々衰えてしまう新しい細胞を作り出す力を助けます。
さらにプラセンタには、紫外線を浴びると大量に発生する『活性酸素』を抑える働きがあります。この活性酸素、増えすぎると皮膚の脂質を酸化させてしまい、メラニンが蓄積してしまいます。プラセンタはターンオーバーの妨げになる活性酸素を抑え、できる前のシミを予防します。
プラセンタの副作用は?

プラセンタを使うようになってからシミが目立ってきたという声も聞かれますが、これはダメージを受けている細胞が、他の細胞よりも修復力やターンオーバーが遅いためです。シミが薄くなるまでにはある程度時間がかかりますので、少なくとも数か月はケアを続けるようにしましょう。
またプラセンタにはコラーゲンを生成する働きもあるので、もちろんシミ対策以外にも効果的です。
プラセンタを摂取する方法はいくつかありますが、プラセンタ注射やサプリメントで内側から、スキンケアで外側からケアしてあげると、より効果が高まります。一番効果が高いといわれているのはプラセンタ注射ですが、保険適用外のためコストは高くなります。足りない分はサプリメントやスキンケアで補ってあげると、より納得のいく効果を得ることができるでしょう。