プラセンタに含まれる美肌のための有効成分

胎児に必要な栄養を与える胎盤(プラセンタ)は、昔から女性の健康のために用いられてきた健康成分です。近年では『魔法の美肌成分』として、特に女性の間で広く知られるようになりました。
ではプラセンタに含まれる美肌成分とは、一体どのようなものなのでしょうか?
肌の新陳代謝を促す『EGF』
肌が燥肌する原因の一つが、肌の表皮の新陳代謝が低下し、表皮の角質層のバリア力が低下することで起こります。EGF(上皮細胞増殖因子)は、肌の新陳代謝を高めて、表皮細胞の分裂を促します。
また新陳代謝の衰えは、ターンオーバーが乱れる要因の一つです。ターンオーバーが整うことで、メラニン色素をスムーズに排出し、シミを作りにくくします。
肌の保湿力を高める『FGF』
肌の保湿力には、真皮にある線維芽細胞が重要な役割を担っています。
皮膚の保湿に必要な、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの成分は、この線維芽細胞で生成されています。ですが線維芽細胞は加齢とともに衰えるため、自力で作り出すことが年々難しくなります。『FGF(線維芽細胞増殖因子)』は線維芽細胞を活発にし、肌の保湿力をアップします。
活性酸素を抑える『活性ペプチド』
プラセンタに含まれる『活性ペプチド』には、活性酸素を抑える抗酸化物質が含まれています。
新陳代謝や線維芽細胞の機能低下は、活性酸素で肌細胞が傷つけられることで起こります。また細胞が傷つけられるのを防ぐために生成されるのが、メラニン色素です。活性酸素を抑えることで、メラニン色素が生成されにくくなり、シミのできにくい肌になります。
プラセンタ配合スキンケアでたまご肌に!

プラセンタで即効性を期待するなら、注射が一番です。ただし定期的に継続しなければいけないことと、保険適用外のため高額です。そのためサプリメントやスキンケア商品との併用や、質のいい商品も増えているので、スキンケアだけで十分という声も多数あります。
プラセンタ配合のスキンケアの利点は、コラーゲンやヒアルロン酸と違い、プラセンタの分子構造が小さいことです。肌に直接塗るだけで、プランセンタの効果を実感することができ、すでにできてしまったシミやシワといったお肌の悩みにも、ダイレクトに効果を発揮します。
プラセンタ配合のスキンケア商品は、病院で処方してもらうか、ジェネリック医薬品を選ぶと安心でしょう。
アンチエイジングケアだけでなく、5年後10年後のためのケアにも取り入れたい美容成分です。