プラセンタが肌に良い理由

美肌を保つ美容成分として近年注目を集めている『プラセンタ』、実は昔から女性の健康を保つ成分として幅広く使われてきました。
プラセンタとは哺乳動物の胎盤のことで、胎児の成長や生命を維持するために必要な様々な栄養素を豊富に蓄えています。たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素のほかに、自律神経の調整、抗ストレス作用、基礎代謝アップ、内分泌調整作用、抗炎症作用、解毒作用といった作用があります。
さらにプラセンタが『美肌』に優れているといわれている点は、『血行促進・抗酸化作用・線維芽細胞増殖』の3つの作用があることです。
これらは美しい肌を保つためには必要不可欠なものですが、年齢とともに衰えてしまいます。しわ、シミ、くすみ、肌のたるみといった悩みは年齢とともに増えますが、これらの進行を緩やかにしてくれるのがプラセンタです。
ではプラセンタはどのように取り入れていけばいいのでしょうか?
美肌を保つために必要なものとは?

プラセンタがもつ『血行促進・抗酸化作用・線維芽細胞増殖』の3つの作用が、肌にもたらす効果をみていきましょう。
血行を促進して肌のターンオーバーを促す
プラセンタには血行を促進し、肌のターンオーバーを促す作用があります。
血行を良くすることで肌の細胞一つ一つに栄養を届け、元気な細胞を作ります。また不要な老廃物を押し流し、シミ・シワ・くすみなどの肌トラブルを改善します。
抗酸化作用で肌の弾力を保つ
活性酸素は肌の張りや弾力を支えるコラーゲンにダメージを与え、シミ・シワ・たるみの原因となる物質です。
プラセンタの抗酸化作用がコラーゲンへのダメージを抑え、老化によるダメージから肌を守ります。さらに、シミの原因となるメラニンの発生を抑えます。
線維芽細胞を増やして肌の内側から美肌をつくる
線維芽細胞とは、肌の張りや弾力を作る『コラーゲン』や『エラスチン』、肌の水分を保つ『ヒアルロン酸』などの美肌成分を産み出す、美しい肌には欠かせない細胞です。
線維芽細胞を産み出す力は、活性酸素の影響や加齢によって年々低下していきます。プラセンタは肌の真皮層にある線維芽細胞の増殖を促し、肌の内側から潤う美肌をサポートします。
プラセンタをどのように摂取する?

プラセンタは、クリニックで注射や点滴で摂取するのが効果的といわれています。
ですがクリニックでの施術は、保険適用外でコストがかかることや、一度でもプラセンタ注射をすると献血ができなくなるといったデメリットが存在します。そこでプラセンタが配合された化粧品やドリンク・ゼリーから摂取する方法が人気となり、より身近で気軽に使えるものになりました。
きちんとした品質と成分量が配合されていれば、ドリンクや化粧品でも十分効果が期待できます。従来のドリンクタイプの場合、独特の臭みがあり飲みにくいイメージがありましたが、最近ではおいしく飲めるものが開発されています。また化粧品タイプの場合、プラセンタの品質とエキスの含有量をチェックしましょう。クリニックで取り扱っているメーカーが提供する製品やジェネリック医薬品が、信頼度が高くおすすめです。